家計の見直しについて~支出はクレジットカードで管理しろ!
こんにちは、Dr.Dです。前回のお話で、私が貧乏になった経緯、そして株式投資を行おうと思った決意までお話ししました。私は実際には株式投資を行いながら並行してやった事ですが、株式投資よりも前にもっと大事なことがあります。それは家計の見直しです。月々のキャッシュフロー(お金の流れ)がマイナスの方は、残念ながら株式投資を行うスタートラインに立てていないと思った方が良いでしょう。とはいえ、多くの方は今この瞬間をきちんと生きている訳ですから、キャッシュフローが±ゼロか、マイナスだとしても一時的な要因(結婚、出産、子どもの入園入学など)によるもの、という方がほとんどだと思います。私のように無駄が多かった方はすぐに改善に向かうでしょう。
本記事が役に立つ方
・株式投資を行いたいが、元手がない方
・特に無駄遣いしているわけではないのに、お金が貯まらない(たまにマイナス)という方
・家計簿をつけるほどまめではない方
家計をまず"可視化"する
唐突ですが皆さん、自分の(あるいは家計)の収支を正確に把握していますか??当たり前のようですが、私はまずこれができていませんでした。買い物のたびにレシート取っておいて家計簿をつける…そんなのめんどくさいんですよね。大事なことですがそれで収入が増えるわけではないし、気をつけてお金を使えばいいじゃん!…って思いがちです。
ダイエット業界で、毎日体重を測定する人は痩せる、と言われています。毎日自身の体重を見ることによって、モチベーションを維持できたり、逆に増えた時に戒めになるからでしょう。実は医療の世界にも似たようなことがあって、"認知行動療法"といいます。自分の現状をきちんと把握して、行動する。実はこれ医者に任せてわからない薬を出されている人より時には有効なことがあります。
このように、認識することで物事が良い方向に進むことは往々にしてあり得るので、家計はやはり把握しておきたいところです。最も手っ取り早い方法は支出をクレジットカードで管理する、ということです。私は、クレジットカードを使うことに最初抵抗がありました。お金を支払っている感覚がないため、使いすぎそうだし、1番の落とし穴は請求が支払った翌月にくることです。まだお金があると思っていたところに、高額請求がきて支払いがギリギリだったことも多々あります。
このような問題を解決するには、支出を"全て"クレジットカードで管理する必要があります。私は楽天カードを使用し、支出を管理するようになりました(Amazonを利用することが多ければAmazonのカードなど、何でも良いと思います)。現在では公共料金の支払いもカードで行えるところが多いし、コロナ禍でクレジットカードやタッチ決済を推奨する店舗も増えていますから、これを機にクレジットカードにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
クレジットカードの副産物:無視できないポイント
支出をクレジットカードで管理することで、ポイントが貯まっていくのも無視できない点です。楽天カードのポイント付与率は基本的に1%ですから、年間200万円生活費がかかるとしたら、2万円はタダで得ていることになります。これは非常に大きくて、2万円の高価な買い物をしたいけど中々買えない、という現金払いの方は、カードで支出を管理すれば1年間生活するだけで必要なお金を用意できるのです。
節税などの記事を書くときに後述する予定ですが、実際は楽天市場での使用ではポイントが数倍~10倍以上になるため、私の例で言うと(年間使用が200万円ではないですが)1年で10万円以上ポイントを得ています。ここまでくると、無視できないですよね?
家計を把握した後にやること
ここまできた皆さんは、家計をクレジットカードで管理し、支出を把握できた(あるいはどうしても現金派の人が頑張って家計簿をつけて把握した)と仮定します。すると収支の中の支出が浮き彫りになります。
「私は外食が多いから、減らさなきゃ」
「ついつい趣味にお金を使いすぎる」
勿論、正解です。このような傾向を知ることは、節約への第一歩です。ですが、それよりもっと重要なことがあります。それは固定費の削減です。固定費とは、携帯料金や保険料、住宅ローンや家賃など、毎月意識していてもいなくても、大体同じくらいの金額がかかるものです。
終わりに
今回はここまでにします。なかなか株式投資にたどりつけませんが、家計の月々のキャッシュフローの改善が一番大事です。まずは携帯料金や保険の料金を見直しましょう。次回は実際の固定費の見直しについて書こうと思います。
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