個別銘柄解析~三菱UFJFG(8306)
こんにちは、Dr.Dです。前回は、個別株分析としてイオンモールを取り上げました。今回は、再び大型の高配当利回り株として三菱UFJFGについて取り上げたいと思います。
三菱UFJFG(8306)
三菱UFJFGは三井住友FG、みずほFGと並ぶ日本3大メガバンクのうちの一つです。ここ最近アメリカの金利上昇が話題となっていますが、それまで世界的に低金利であったため、銀行は稼げない、魅力がないイメージがあり株価も低迷してきました。しかし、3メガ銀行は低金利の中でもしっかり収益を上げており、配当含め投資するに十分な魅力があると判断しています。また三菱UFJFGは配当利回りも高く、来期も増配予定です。(2022/06/02現在)また、自社株買いも積極的に行っています。
ここ最近の業績
三菱UFJFG | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 |
経常利益 | 1兆3480億円 | 1兆2357億円 | 1兆536億円 | 1兆5376億円 |
利益水準が高く、経常利益が1兆円越えです。金利の上下に関係なく安定した収益を確保しているところが、メガバンクの強みですね。
株価指標
2022/06/02の終値740.9円で、PER 9.34、PBR0.54となっています。予想配当利回りは4.32%です。現在の株価水準で驚くほど割安になっています。そして収益は安定、増配と自社株買いを繰り返していますから、買ってしばらく保有しているとどんどんお宝株に育っていくと考えられます。大型株のいいところは、これ以上の成長はなかなか見込めないながらも安定してキャッシュを稼げるところなんですよね。テンバガー(株価が10倍になること)は狙えないのでそこまで流行りませんが、その資金で着々と株主へ還元していきます。配当は成長していくのです。また、元々割安なため、暴落時もそこまで株価が下がらず安心して保有できます。
(*割安の基準はPER<15, PBR<1.5であると、私の株式投資の話~高配当利回り投資について - Dr.Dのお金の点滴で説明しました)
終わりに
今回は抜群の安定性と配当が魅力な三菱UFJFGについて解析しました。現在の株価でも十分割安ですが、筆者はもっと安い時に大量に買ったため買い増すのは控えていました。しかし今回自身でまとめてみて、現在株価でも買い増しを検討しようと思いました。皆さんも是非。
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